森の茶製造元、ヤマチョウです。
普段はお茶は飲まないけど、年末年始にお客様がみえたときにはお茶を入れる
そんな人も増えている今日このごろです。
お茶屋としてはちょっと寂しい気もしますが、大切な方へのおもてなしに使っていただけるのは嬉しい限りです。
しかしながら、ここでひとつ問題が。
そう、たまにしか淹れないので、お茶の淹れ方がよく分からないんです!
そこで今日は、ヤマチョウ流の美味しいお茶の淹れ方をお伝えします。
ヤマチョウの深蒸し茶を飲むには、この淹れ方が最高なんです。
今回は「おもてなし」という事で高級なお茶の淹れ方です。
まず急須をあたため、そしてきれいにするために、急須の半分くらいにお湯を注ぎそのお湯は捨ててしまいます。
次に人数分の湯呑にお湯を淹れ、そのお湯を湯冷ましにいれます。
写真に載っている急須っぽいものは湯冷ましです。
これはお湯を冷ますためだけのものなので、湯冷ましではなくても何かのカップなどでもOKです
急須に茶葉を入れます。
3人分でだいたい5gくらいです。
そうしたら、急須にお湯を入れます。
高級茶ほど、ぬるめのお湯の方が美味しくなりますよ。
10秒ほどたったら湯呑に注いでいきます。
このとき、どの湯呑も同じ濃さになるように順番に少しずつ入れていってください。
このとき重要なポイントがあります。
急須の中のお茶は、2割くらい残った状態で残しておいてください。
この残しておいた2割を30秒〜1分ほど急須を回して濃くしてください。
この濃くトロットロになった2割のお茶を、湯呑に順番に注いでいきます。
そして、最後の一滴まで注ぎきったら出来上がりです。絞り切るように注いでくださいね。
お茶は不思議なもので、淹れ方ひとつで違った表情をみせてくれます。
温度、濃さなどをちょっとずつ変えて、あなたの好きな味を見つけてみてくださいね。