森の茶製造元、ヤマチョウです。
蒸し暑い日が続きますね。
こんな日は冷たい飲み物が飲みたくなります。
でも、ジュースやスポーツドリンクは美味しいんですがちょっと糖分が気になってしまいます。
そこでおすすめするのは「水出し煎茶」です。
お茶屋のブログですしね。
水出し茶のからだの免疫力を高めるはたらきについては前回のブログでお話しました。
ですので今回は、水出し茶だどれだけ美味しいのか、そして何故美味しいのかについてお話します。
まず、水出し茶とは「水で抽出したお茶」のことです。
お湯で入れて氷などで冷したお茶は今回のお話とはちょっと違ってくるのでご了承ください。
水出し茶を飲んだときにまず感じるのが冷たくスッキリした感じ。
そしてほんのりと感じられる甘さ。
これが水出し茶の特長です。
では本題に入ります。なぜ水出し茶は甘いのか。
お茶の持つ渋みのもととなるのは「カテキン」という成分です。
このカテキンが多いほど渋いお茶になります。
ただし、からだに良い成分もカテキンなので、まさに「良薬口に苦し」といったところでしょうか。
このカテキンは実は低い温度だとあまり抽出されないんです。
そしてもうひとつ、お茶に含まれる旨味のもととなる成分「テアニン」は水で淹れるとより抽出されやすくなっているんです。
つまり、水で抽出すると「渋みが少なく」「旨みが強い」お茶が出来上がるわけなんです。
このふたつの要素が合わさり、スッキリとした甘さを感じる事ができるんです。
また、最近この「テアニン」のはたらきが注目を集めていて、ストレスや不眠などに効果的だと話題になっています。
テアニンのサプリメントも販売されているようですよ。
しかしお茶にはカフェインが含まれています。
カフェインと言えば眠気覚ましの代名詞のような、快眠とは逆のイメージなんですが、実は水で抽出するとこのカフェインの量も少なくなるんです。
カフェインはカテキンと同様で温度が高いと溶けやすい性質を持っています。
つまり、温度の低い水出しだとあまり溶け出してこないんです。
そもそも、お茶に含まれるカフェインの量はコーヒーの約三分の一。
それが水出しだとさらに減るので本当に少しのカフェインということです。
もちろん、妊婦さんなど本当に気をつけないといけない方は控えてくださいね。
では実際に水出し茶をつくってみましょう。
まず用意するのが水出し用のポットです。
ホームセンター等に行けばいろいろありますが、ヤマチョウがおすすめするのは「フィルターインボトル カーク」です。
ヤマチョウで取り扱っているフィルターインボトルは全部で4種類ありますが、何故ここで「カーク」をおすすめするのか。
その理由はただひとつ。
横置きができるからなんです!
夏場の冷蔵庫は戦場です。
冷蔵庫はスカスカ、冷凍庫はギッシリがエコですよ♪なんて理想論を言ってる場合ではありません。
冷蔵庫も冷凍庫もギッチギチです。
しかもドアポケット争奪戦の激しさはハンパではありません。
正直、今から水出しポットを置くためのスペースはもうありません。
そこで横置きができるフィルターインボトルのカークの登場なんです。
「ポータブル」もキャップ式なんですが、持ち運びやすく小さめサイズなので、家に置いておくには量が少なすぎです。
しかもこのフィルターインボトルのカークは割れにくいというメリットもあります。
小さなお子様が自分でお茶などを注ぎたがった時に、万が一落としても割れないんです。
絶対こぼすと思っても「自分でやる!」と言い出した時にはやらせてあげたいのが親心。
そんな時のダメージを最小限にしてくれます。
こぼした分のお茶は、仕方がないので拭いてくださいね。
おすすめの作り方は、夜寝る前に水とティーバッグ1つか2つを入れてフィルターインボトルを冷蔵庫に入れて寝てください。
そうすれば朝には美味しい水出し茶の出来上がりです。
時間が無いときは水と氷とティーバッグを入れてガシャガシャ振るか、菜箸でティーバッグをツンツンしてください。
フィルターインボトルのカークは口が広いので、氷もガンガン入れられます。
衛生面の問題もあるので、作ったお茶はその日のうちに飲み切るようにしてくださいね。
冷たい水出し茶は、たっぷりと汗をかいた体に染み渡ります。
夏は水分補給が大切です。
夏は水分補給が大切です。
大容量のフィルターインボトルに水出し茶を作っておけば簡単に飲めてノンカロリーでおすすめですよ。
大容量のフィルターインボトル カークはこちら↓↓↓
水でもお湯でも、どちらでもおすすめのヤマチョウのティーバッグ↓↓↓
フィルターインボトルはティーバッグではなくて茶葉もおすすめ↓↓↓