ご紹介しましょう。
「カテキン」は渋味の成分です。
一番よく聞くものですね。カテキン入りの石鹸やタオルなども、よく見掛けます。
カテキンにはバイキンをやっつけてくれる働きがあるので風邪の予防にもなります。
また、癌の発生を抑えてくれるとも言われています。
「テアニン」はアミノ酸のひとつで旨み成分です。
脳の働きをよくする効果や、リラックス効果が注目されています。
リラックス効果はもちろんですが、それと共に、お茶以外のいろんな食品の苦味や
えぐ味を抑えることもできるので、風味の改善などの目的でガムやキャンディー
などにも用いられています。
「カフェイン」は苦味の成分です。
コーヒーを連想しますが、お茶にもカフェインが含まれています。
カフェインには眠気をさましてくれる効果があります。お茶とコーヒーのカフェインの
量は、少し意外ですがだいたい同じくらいなんです。ほうじ茶は、いろんなお茶の
中でも、カフェインは少なめになっています。
「ビタミンC」はお肌をキレイにする効果や、風邪の予防効果があります。
ビタミンCの量を比較する時、何故か出てくるのはレモンですが、実はいちごの方が
ビタミンCが豊富だってご存知でしたか。私はさっき知りました。
お茶を入れる時、お湯の温度が高い程「カテキン」がたくさん抽出されるので
渋いお茶になります。
逆に「テアニン」は低い温度でゆっくり抽出されます。この二つのバランスが
とても難しいんです。
一般的に「カテキン」と「テアニン」のバランスを丁度良くするにはお湯の温度を
約70度くらいにすると良いと言われています。
お好みのお茶を抽出できる温度を探してみてくださいね。