ヤマチョウの「煎茶」は、その全てが深蒸し茶です。
深蒸し茶とは何かと言うと、読んで字のごとく深く蒸したお茶の事です。
煎茶は「生の茶葉を蒸す→揉む→乾燥させる」という工程でつくられますが、
その蒸す時間を普通蒸しの約3倍(約90秒〜200秒程度)にしたものが
深蒸し茶と呼ばれています。
こうする事により渋味や苦味が抑えられ、甘みとコクのあるまろやかな
味わいが楽しめるんです。
また、長く蒸すことにより茶葉の組織がもろくなる為粉っぽい茶葉も混ざりますが、
うまみが短時間で抽出されるお手軽さで広く普及しています。
抽出後の色は、普通蒸しはヤマブキ色ですが、深蒸しは鮮やかな緑色をしています。
一方、浅蒸し茶(若蒸し茶とも言います)はその逆で、普通蒸しより蒸し時間が
短く(約20秒〜60秒程度)なっています。
深蒸しにくらべ蒸しが浅い分、香りや渋味をしっかりと残した味を味わえます。
ただ、お湯を注いでから1分以上しないとうまみが抽出されず、
また、お湯の温度や時間、品質により味が大きく変わってしまうので
少し難しいお茶と言えるかもしれません。
ヤマチョウの深蒸し茶はこちら→http://yamachou.net/products/list1.html
ヤマチョウの浅蒸し茶はこちら→http://yamachou.net/products/list.php?category_id=45