2021年04月30日

新茶が出来上がりましたよ!くき茶・芽茶・粉茶の秘密。

森の茶製造元、ヤマチョウです。

毎日のようにいっていますが「今年の新茶はとにかく早い!」です。

例年だと5月に入ってから摘み採られた新芽でつくられるお茶も、今年はもう続々と新茶で出来上がっています。

今日新茶で出来上がったのは「くき茶」「粉茶」です。

このどちらも4月中に新茶で出来上がることはほとんどありません。

それは「くき茶」「粉茶」の製造方法に理由があります。

一般的に私たちが「お茶」と呼んでいるものは厳密にいうと「煎茶(せんちゃ)」というものです。
お茶の葉は大きく「葉」「くき」「芽」に分けられます。

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お茶をつくる過程でこれらを機械で選別をします。そして「葉」の部分は「煎茶」に、「くき」の部分は「くき茶」に、そして、「芽」の部分は「芽茶」になるのです。

これらを選別する工程でお茶の粉がでます。この粉を集めたものが「粉茶」になります。

簡単に言ってしまうと、煎茶をつくるときの副産物なのです。

ヤマチョウでも「定番の深蒸し茶」をつくる過程ででたものを「くき茶」「芽茶」「粉茶」として販売をしています。

実は「くき茶」「芽茶」「粉茶」は結構お値打ちなお茶だったりもします。

それもそのはず。「ヤマチョウの最高級品・手摘み茶」「森の粋」などといった超高級に分類されるお茶をつくる過程ででた「くき」「芽」「粉」を使っています。

そのため、もともとの茶葉は超上質。味わい自体は最高なんです。

そのままキレイに煎茶に仕上げれば100gあたり1,000円以上はしますが、「くき茶」「芽茶」「粉茶」になればアラ不思議。
一気にお値打ち価格になるんです。

そんな「くき茶」「芽茶」「粉茶」ですが、その味はもちろん「煎茶」とは違います。

では、どんな味なのか。ひょっとしたら好みの味かもしれませんよ。



さわやかな香りとスッキリした飲み口、そして甘みが特徴です。くき茶は熱湯で淹れると、スッキリ感や甘みが強くなります。

「くき」は植物の栄養が通る場所なので、アミノ酸の一種であるテアニンが多く含まれ甘みを強く感じられます。

煎茶をつくる過程で必ずでる「くき」ですが、需要と供給のバランスが良くありません。そのため価格は安く二級品のイメージが強いですが、その味は一級品です。

高級な茶葉からできた「くき茶」は、特別に「雁ヶ音(かりがね)」や「白折」と呼ばれることもあります。


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お寿司屋さんの「アガリ」としてお馴染みのお茶です。

鮮やかで味の濃いお茶を淹れることができます。味が強いので、お寿司の後に飲むと口の中をさっぱりさせてくれます。

粉状のため茶葉の成分がとけだしやすく、1煎目でほとんどが出きってしまいます。1煎目だけで次は新しい茶葉という贅沢な飲み方をしてくださいね。

こちらも二級品のイメージが強いですが、茶葉の質は高級煎茶と同等なのでお値打ちな一級品です。

最近は、お湯ですぐ溶けるパウダーのお茶をよく見かけますがそれとは別物です。ヤマチョウでは区別するために、こちらは「粉末茶」と呼んでいます。


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茶葉の芽の先の細い部分を選別したお茶です。使う茶葉は高級茶のものがほとんどなので、お茶の旨みを存分に蓄えています。

葉の部分はお茶のエキスが凝縮されているので、風味が強く味も濃厚なのが特徴です。カフェインが多く含まれているのでスッキリ覚醒にはおすすめです。

もともと濃厚なので熱湯で淹れると渋くなりすぎてしまいます。よほど渋いお茶がお好みの方以外は、少し湯冷ましをしたお湯で淹れてください。

こちらも副産物であるがゆえ二級品の扱いをされてしまいますが、味は一級品です。

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いかがでしたでしょうか。

同じ茶葉からいろんなお茶が作られていたんです。

王道の煎茶。お茶=煎茶となるほど長年愛される味わいですが、その他にも特徴あるお茶があることを知っていただけたら嬉しいです。

さあ、明日はいよいよ「ヤマチョウの八十八夜新茶」が満を持しての登場です。旨みの乗った、ヤマチョウの旬の味を今しばらくお待ちくださいませ!


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posted by やまちょう at 09:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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