2021年07月17日

寝苦しい夜は水出し茶をおすすめする理由

森の茶製造元、ヤマチョウです。

昼間も暑くて夜も暑い。暑さに負けて目が覚める。寝苦しくて嫌な季節になりましたね。

暑さだけではなくストレスや体調不良など、不眠に悩む人は最近増えているようです。日本人の4人に1人は睡眠に悩みをかかえているという調査結果もあるほどです。

こんな風に眠りたい。全人類の憧れですね。

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●水出し茶を飲むとよく眠れる

お茶には「テアニン」という成分が含まれています。テアニンはお茶の旨味成分です。最近の研究でこの「テアニン」には、ストレス軽減や睡眠の質を改善する効果があることがわかりました。

しかし普通にお湯でお茶を淹れた場合、エピガロカテキンガレート(EGCG)やカフェインに負けてしまい弱くなってしまうという難点があります。

ちなみに、エピガロカテキンガレートは緑茶だけがもつカテキンで、高い抗酸化・抗菌・抗ウイルス作用をもっています。その強さはビタミンCの約90倍、ビタミンEの約23倍とも言われています。

そしてカフェイン。こちらは覚醒作用や二日酔いの防止に効果的です。

どちらもお茶の健康成分なのですがこちらを立てればあちらが立たず。「テアニン」のはたらきを発揮させるにはエピガロカテキンガレートとカフェインのはたらきを弱くする必要があります。

そこでおすすめするのが水出し茶です。

「テアニン」は冷水に簡単に溶け出しますが、エピガロカテキンガレートやカフェインは水の温度が低くなるほど溶け出しにくくなります。水出し茶にすればテアニンを多く含んだお茶を簡単に飲むことができるのです。

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●テアニンは睡眠の質を改善する

「テアニン」には脳の中のα波を増加させるはたらきがあることが分かってきました。α派とはリラックスしている時に増える脳波のことです。

リラックスし睡眠中の覚醒を少なくすることで、睡眠の質をあげて熟睡感や起床時の爽快感が得られるようになります。

また、国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センターの発表によると、統合失調症患者にテアニンを2ヶ月間摂取してもらったところ、統合失調症の臨床症状を改善させ、また睡眠の質を高める効果を持つことが明らかになっています。

●高級茶ほどテアニンが多くふくまれている

「テアニン」はどのお茶にも含まれていますが、残念ながら高級茶のほうがより多くの「テアニン」を含んでいます。

ヤマチョウのブランドサイト「静岡 茶匠の逸品」では静岡県内の高級茶を取り揃えています。こちらにはそれぞれのお茶のレーダーチャートを掲載しているので「テアニン」の項目を参考にしてみてくださいね。


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水出し茶にすると「テアニン」が増えますが、エピガロカテキンガレートやカフェインがまったくなくなるわけではありません。寝る直前ではなく、1時間くらい前に水出し茶を飲むようにしてください。

またカフェインに過敏な方は、ご自身の体調や状況に応じてお飲みいただきますようお願いします。

これから夏本番。よく食べよく寝て、暑さを乗り切っていきましょう!


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posted by やまちょう at 15:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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