2013年06月28日

ルチンとコリンの力

今年もだんだんとお中元のご注文をいただくように
なってきました。

夏茶のセットはもちろんなんですが、最近人気なのが
茶そばセット
なんです。

確かに蕎麦は見た目も涼しげですし、若い人が多くて
お茶をあまり飲まない家庭にも喜ばれる一品です。

日本最古の医学書によると、蕎麦は
「そばは五臓の汚れたカスを洗い流して精と神をつなぐ。
 その葉を煮て野菜として食することもできる」
とあり、どうやら健康にいい成分をたくさん含んでいるみたいです。

蕎麦の健康成分で有名なのはルチンです。
ルチンはポリフェノールの一種で、抗酸化作用で錆びない体づくりを
サポートしたり生活習慣病の予防に効果があったりします。

また、蕎麦に含まれるコリンと言う成分は、肝臓を保護して
アルコールを飲む際に肝臓に脂肪がたまるのを防ぐはたらきが
あります。よく蕎麦を食べながら冷酒を飲んだりしますが、
これはとても理にかなった食べ方だったんです。

夏は屋外と冷房の効いた屋内との温度差が激しく体調管理が
難しい季節です。さらに夏はついつい遊びたくなってしまう
ので、しっかりとした食生活で、健康な体を維持しましょう!!

でもバーベキューとかしたら明日の事とか考えたくないくらい
飲み食いしちゃいますけどね。。。

この夏お薦めの茶そばセットはコチラ↓↓↓
http://yamachou.net/products/detail2080.html

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2013年06月20日

ためしてガッテン ほうじ茶特集

6/19に放映されたNHKさんの「ためしてガッテン」
今回はほうじ茶の特集でした。お茶屋も知らなかった
ほうじ茶の秘密。。。
見ていない方の為にも、どんな内容だったのか簡単に
説明します。

まずタイトル。
これぞスーパー日本茶 格安美味!幸せ1200倍
1200倍なんて大きく出たね!と思いながらも見続けます。

タイトルにあるスーパー日本茶というのが今回の主役ほうじ茶です。
ほうじ茶はかなり地域によって差がある飲み物で、ヤマチョウがある
静岡県森町は深蒸し茶の産地
と言うこともあり、あまりほうじ茶は
飲みません。また価格も安いため、あまりいいお茶という扱いは
されていないのが実情です。

しかし、西に下っていき、特に石川県では、ほうじ茶王国と呼ばれるほどの
人気商品で、お年寄りから赤ちゃんまで当たり前のようにほうじ茶を飲み、
赤ちゃんのおしりふきにも使われるくらいメジャーなアイテムだったのです。

そんなほうじ茶ですが、ためしてガッテンでは「幸せ1200倍のパワー」と
うたっています。一体何で1200倍幸せになれるのか。
それは、ほうじ茶の「香り」に秘密があったのです。

緑茶にはテアニンという成分が含まれています。これは緑茶のリラックス成分の
ひとつ
です。しかし、ほうじ茶に含まれるテアニンは緑茶の100分の1程度・・・
あまりリラックス効果があるようには思えません。

しかし、残念ながらそれではNHKためしてガッテンに特集されません。
実際に数値を測定すると、ほうじ茶を飲んだ時に、なんと緑茶と同じくらいの
リラックス効果が確認された
のです。しかもほうじ茶の場合は、香りをかぐだけで
飲んだときと変わらないくらいのリラックス効果を得ることができる
んです!

こりゃあためしてガッテンで特集されるわけですね。

しかし、なぜこんな素晴らしい結果を得ることができたのか。
それは「ほうじる」つまり焙煎、煎ることに秘密があったのです。

ためしてガッテンでは、ほうじ茶の香りの秘密をさぐるために
ソムリエの方に匂いをかいでもらっていました。

私たち一般人にはいい香りとしか言えないほうじ茶の香りですが、
ソムリエの方にかかると、ほうじ茶の香りは若草やかんきつ系の香り、
花の香り、ナッツやコーヒー豆の香りなど、さまざまな種類の香りで
構成されていた
のです。

お茶には、もともと300種類以上の香り成分が含まれています。
しかし、そのほとんどは糖とくっついて茶葉の中に封じ込められて
いる状態です。

しかし、茶葉をじわじわと加熱することにより、香り成分は
糖から離れて外に出られるようになるのです。ソムリエが表現した
香りは、お茶にもともと含まれていた香りが、加熱されて外に
出てきた香りだったのです。

また、ほうじ茶のように強く焙煎され一定の温度を過ぎると、糖と
アミノ酸がくっついて焙煎香(ばいせんこう)という香り成分が生まれます。

この焙煎香の中に、先日ブログで紹介しました「ピラジン」という
香り成分
も含まれています。

このピラジンには、脳をリラックスさせたり、血行をよくしたりする
はたらき
があります。

ためしてガッテンでは、このあと緑茶をフライパンで煎るやり方を
紹介していました。

しかし、ご自宅でそこまでするのはなかなか面倒・・・と、言うことで
ヤマチョウがおすすめするのは簡単に焙煎香を出せる茶香炉です。
これなら、上部に緑茶を乗せてロウソクを灯すだけで簡単に緑茶を
煎ることができるのですよ。

どうですか、みなさん。ガッテンしていただけましたでしょうか!
ガッテン!ガッテン!!

香りでリラックス。ほうじ茶はコチラ↓↓↓
http://yamachou.net/products/detail1600.html

簡単にリラックスの香り 茶香炉はこちら↓↓↓
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2013年06月19日

ためしてガッテン

今日のためしてガッテンはほうじ茶特集でした。

ほうじ茶の味はもちろんのこと、なによりもその
香りのついての魅力が多く語られていました。

前もブログに書きましたが、ほうじ茶の香りには
焙煎香というものがあります。

これは、お茶を焙煎すると出来上がる香りです。
この香りを得るために、香りを出す専用の機械まで
あるくらいですから。

テレビではフライパンで炒っていましたけど、
なかなか自宅でそこまでやるのは難しい。。。

と、言うわけで。
ヤマチョウがおすすめするのが茶香炉です。

茶香炉は、読んで字の如くお茶の香炉。
お茶を熱して香りを出すリラックス用の茶器です。

ためしてガッテンを見て、あー私もリラックスしたい!と
思ったけども、フライパンで炒るほど気持ちが盛り上がって
いない方にはこの茶香炉をおすすめします。

ヤマチョウの茶香炉は、煙が少ない専用のロウソクと
香りがよく出るようにくき茶をブレンドした特製の
香り茶も付いているので、お手元に届いたらすぐに
リラックスの香りを楽しむことができます。

また、梅雨の時期のいやなジメジメの空気がすっきりする
効果もあるので今の時期のマストアイテムになりそうですよ。

番組内容の詳細は、明日アップしますので、見逃した方も
ご安心くださいねー。

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ほうじた香りでリラックス。ヤマチョウの茶香炉はこちら↓↓↓
http://yamachou.net/products/detail2099.html
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2013年06月18日

ほうじ茶の香りには理由がある

チャオ、ヤマチョウです。

今一番アツいお茶って何か知っていますか?

それは、ほうじ茶なんです。

明日6/19のNHKのためしてガッテンではなんと
そのほうじ茶が特集されるとのことです。

お茶の香りには「青葉アルコール」という香り
成分が含まれています。この成分には心を
落ち着かせる効果があります。

そして、お茶を強く焙煎すると、別にある
香り成分が出てきます。

それが、「ピラジン」です。
ピラジンには脳をリラックスさせたり血行を
良くするはたらきがあるそうです。

つまり、ほうじ茶は、青葉アルコールと
ピラジンの相乗効果でより高いリラックス
効果が期待できるという訳なのです。

同じように茶香炉も、火でさらにお茶を
あぶっている訳ですから、同様の香り効果が
期待できます。

明日の放送内容がどんなものかは分かりませんが、
香りでリラックスすることもできるんです。
ちょっとしたほうじ茶の豆知識でした。

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2013年04月04日

大きな扇風機じゃなかった!

鹿児島ではそろそろ新茶が出始めてきました。
このあたりでも、だんだんと茶畑の色が明るく変わって
きている地域も出てきています。

そんな新茶の時期の大敵といえば霜です。

よく茶畑に背の高い扇風機みたいなのが立っているのを
見たことがありませんか?

あれが霜を退治する機械、その名も『防霜ファン』です。

これは新茶のお茶の芽を遅霜の被害から防ぐために設置
されています。

でも霜って氷点下じゃないと出ないんじゃないの?と
お思いのあなた、鋭いです。

実はテレビなどで発表される最低気温は、
地表から1.5メートルの高さで計られたものです。
その為、最低気温が0℃より上でも、地表近くは
氷点下なんてことになってしまうのです。

茶の樹も低木なので地表のすぐ近くです。つまり、
ちょっと寒いとすぐに霜がおりてしまうのです。

茶園の地面に近いところには冷たい空気の層があります。
そこで、防霜ファンは、地表から約3~5メートルのところにある
あったかい空気の層をファンでかくはんし、霜の被害を
防いでくれるのです。

茶農家の人たちは、新茶の芽が出始める3月中旬くらいから
防霜ファンの準備が始まります。

茶畑にそびえ立つ大きな扇風機さん。
今年も霜を防いで、おいしい新茶が飲ませてください!
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2013年04月02日

600℃の法則

各地の桜がそろそろ見ごろを迎えています。

ところで、桜が開花するのっていつかご存知ですか?
春!とかそんな曖昧な答えじゃないんです。

実は、しっかりとした法則があったのです。

その名も「2/1から足して600℃」の法則!!

先日ラジオで言っていたのですが、
2/1からの最高気温を毎日足していって、合計が
600℃に達したとき、その地区の桜が開花するのだ
そうです。

しかもこの法則、ほぼ正確で、数日程度のズレしか
ないんだそうな。

少し寒くなったり暑くなったりに振り回されて
2枚目の靴下を履いたり脱いだりしている私より
桜はよっぽど賢いのかもしれません。。。
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2013年03月06日

「急須で淹れる」のイメージ

「急須で淹れる緑茶」と聞いて思い浮かぶ言葉は何ですか?

あるアンケートで同じ質問をしたところ、休憩・息抜き・くつろぎなどの
言葉が多くあがりました。みなさんの答えはどうでしたか?

ご存じのとおり、お茶にはリラックス効果があります。代表的なものが
テアニンという成分です。

テアニンには、脳をリラックスさせる効果があり、このテアニンは高級な
お茶ほど多く含まれています。また、テアニンは「うまみ」を作る
成分でもあります。

お茶の香りには「青葉アルコール」という成分が含まれています。

ぞくに、お茶の「青葉香(あおばか)」とも言われ、野菜などの青いにおいの
主成分です。この青葉香は、脳のストレスを軽減する効果があり、森林浴などで
感じる癒しは、この青葉アルコールによるものです。

茶葉に鼻を近づけてスーハーするだけでなんだかホッとした感じになるのも
青葉アルコールのおかげなのです。

話は戻りますが、一番最初の質問の時、ただの緑茶ではなく「急須で淹れた」
としました。これには理由があります。

実は、ペットボトルのお茶でも同じような質問をしたのですが、こちらでは
まったく違った答えが返ってきたのです。

ペットボトルのお茶の場合は、手軽・便利・すっきりと、同じお茶なのに
急須の場合とはまったく感じ方が違っていたのです。

なぜ、ペットボトルだとリラックスをイメージする言葉が出てこないので
しょうか。

その理由のひとつとして考えられるのは、ほとんどのペットボトルのお茶は、
水に対して茶葉の量がとても少なく作られています。

そのため健康成分の抽出も少なく、急須で淹れたときのようなホッとした
感じをあじわうことができないのではないかと思われます。

もちろん、さっと喉を潤したいときにはペットボトルが最適ですけどね。

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ヤマチョウの一番人気、森の雫はコチラです↓↓
http://yamachou.net/products/detail1560.html

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2013年03月04日

お茶の葉を入れる前に

前に急須のお話をしましたが、この急須。
洗いにくいし乾きにくいし、なかなかやっかいな
形をしています。

しかも、半乾きの急須は、洗濯物なんかと同じで
ちょっとにおったりもします。

そこで、今回はそんな急須のにおいを消す豆知識です。

それは「熱湯」で一度洗ってから使うことです。

熱湯と言ってもグツグツいってるようなのじゃなくて普通に
ポットのお湯で大丈夫です。

ポットのお湯を一度急須に注いでゆっくりとくるくる回したら
お湯を捨ててください。これでOKです。

急須のいやなにおいはもちろん、汚れも落ちるので
お茶を淹れる前においしく飲むためのひと手間を入れてみてください。

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2013年02月27日

お茶と椎茸

『お茶と椎茸』

こんな看板、よく見かけませんか?

ヤマチョウでもオンラインショップにはのせていませんが
椎茸の販売もしています。

なぜお茶と椎茸がセットなのか・・・。

昔から、静岡県の川根地区ではお茶と椎茸の栽培が盛んでした。

そしてお茶と椎茸の両方の集散地であった藤枝へせっせと
運んでいたんです。

川根からお茶と一緒に持っていた椎茸を、藤枝のお茶屋が
ついでだからと仕入れて売ったのがきっかけなんだそうな。

他にも、お茶を保管する木箱は、もともと椎茸を湿気から
守るために作られて、それがお茶にも使われるように
なったとか、昔はお茶を乾燥する機械で椎茸も乾燥させて
いたとか、お茶と椎茸の間には、いろいろな話が
残されているのです。

お茶屋のちょっとした不思議ばなしでした。

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2013年02月26日

急須と網と深蒸し茶

お茶屋のブログを見てくれている人なら当たり前に
あると思いますが、お家に急須ってありますか?

以前新聞に載っていたのですが、最近の高校生では
急須の使い方を知らない子が増えているらしいんです。

記事によると、急須を使ってお茶を飲んでいる家庭は
なんと21%程度しかないとのこと。

これじゃあ急須の使い方を知らなくても仕方ありません。

そこで今日は急須のお話です。

急須にはアミがありますが、このアミにはいろいろな目の
細かさがあるのをご存じですか?

一般的に販売されている急須の網目はだいだい40目くらいです。
普通のお茶はだいたいこの網目でOKです。

しかし、ヤマチョウのショッピングページの急須のところ
見てみてください。

わざわざ「深蒸し用」と銘打ってあります。

つまり、ヤマチョウで取り扱っている急須は深蒸し茶を飲むのに
適した急須なんです。

深蒸し茶とは、一般的なお茶よりも蒸し時間が長いお茶です。
つまりその分茶の葉がもろく細かくなっています。

深蒸し茶についての説明は割愛しますが、興味がある方は
こちらをご覧になってください。

深蒸し用急須とは、葉の細かい深蒸し茶をいい感じで
飲めるように、一般的なものよりも網目が細かくなっているのです。

ヤマチョウで取り扱っているものはだいたい50目くらい。
一般的なものよりちょっと細かいくらいで、ヤマチョウの深蒸し茶には
最適な網目です。

いろいろなお茶があれば、それを活かせるようにいろいろな急須も
登場しています。もしも日頃、湯呑みに細かい粉があまりにも
多いようでしたら、ひょっとしたら深蒸し茶にとっては網目が
粗すぎるのかもしれません。

ヤマチョウでは、ただいま年に一度の割引セールを実施中です。
この機会に、深蒸し用の急須にチャレンジしてみてはいかがですか?

ヤマチョウの深蒸し用急須はこちらです。




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2013年02月25日

体温が上昇すると

2月も終わりに近づいてきましたが、寒さはなかなか
終わりに近づきませんね。

朝晩の冷え込みもまだまだしんどく、なかなか辛い日々が
続きます。。。

ところで、みなさんの体温っていうもどのくらいですか?

体温が1℃上がるだけで代謝が12%上昇すると言われます。
代謝が上昇するということは、1日の消費カロリーが増えるということ。

さらに、平均体温が1℃上がると免疫力が約60%活性化します。

つまり体温をそこそこ高く保つことで風邪を引く確率がぐ〜んと下がるのです!
もちろん、病気で体温が高くなるのはまた別のお話ですので。

と言う事は、体を温める効果がある食べ物を食べればいい!という事で、
ここで生姜の出番です。

ヤマチョウではそんな生姜を使ったこんぶ茶があります。
角切りのこんぶに生姜パウダーをたっぷりまぶした「生姜入りこんぶ茶」です!

お湯を注いでちょっと待つだけでおいしいこんぶ茶の出来上がりです。
名前はお茶となってますが、ダシとかスープ系の味です。お茶の味はしません。
だって入ってないですから。

そんなわけで、昔こんぶ茶を飲んで残念な気持ちになった
あなたにもおすすめの一品です。

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2013年02月22日

深蒸しと浅蒸し

煎茶には「浅蒸し」「普通蒸し」「深蒸し」の3つの蒸しがあります。
ヤマチョウの「煎茶」は、その全てが深蒸し茶です。

深蒸し茶とは何かと言うと、読んで字のごとく深く蒸したお茶の事です。

煎茶は「生の茶葉を蒸す→揉む→乾燥させる」という工程でつくられますが、
その蒸す時間を普通蒸しの約3倍(約90秒〜200秒程度)にしたものが
深蒸し茶と呼ばれています。

こうする事により渋味や苦味が抑えられ、甘みとコクのあるまろやかな
味わいが楽しめるんです。

また、長く蒸すことにより茶葉の組織がもろくなる為粉っぽい茶葉も混ざりますが、
うまみが短時間で抽出されるお手軽さで広く普及しています。

抽出後の色は、普通蒸しはヤマブキ色ですが、深蒸しは鮮やかな緑色をしています。

一方、浅蒸し茶(若蒸し茶とも言います)はその逆で、普通蒸しより蒸し時間が
短く(約20秒〜60秒程度)なっています。

深蒸しにくらべ蒸しが浅い分、香りや渋味をしっかりと残した味を味わえます。
ただ、お湯を注いでから1分以上しないとうまみが抽出されず、
また、お湯の温度や時間、品質により味が大きく変わってしまうので
少し難しいお茶と言えるかもしれません。

ヤマチョウの深蒸し茶はこちら→http://yamachou.net/products/list1.html
ヤマチョウの浅蒸し茶はこちら→http://yamachou.net/products/list.php?category_id=45
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2013年02月08日

お茶のあれこれ

今日はお茶についてのいろいろなお話です。

まず『お茶で薬を飲んではいけない』

これ何でかご存じですか?

実は薬は水で飲むことを前提にして処方されているので
お茶やジュースで飲んだ場合のデータが取れていないと
いうだけの話です。昔は薬のレベルもいろいろだったのですが
今の薬はお茶やジュースで飲んでも成分が阻害されることは
ほとんどないので、特別に記載がない場合は特に問題は
ないそうです。

続いて『宵越しのお茶を飲んではいけない』

宵越しのお茶とは、前日に使った茶殻をそのまま使うことです。

これには、お茶の葉に含まれているタンパク質が関係しています。
タンパク質はお湯に溶けずに茶殻に残ります。このタンパク質が
急須など高温の中に長時間放置されると細菌やカビが繁殖して
腐ってしまうのです。

つまり、急須に置きっぱなしにしておいたお茶を飲むと
いう事は・・・・・・想像したくありません!!!

急須はその都度、きちんと片づけましょうね。

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2013年01月25日

お茶をまるごと

1212年頃に臨済宗の開祖、栄西が書いた書物にこのような記述があります。

茶は養生の仙薬なり。延命の妙術なり。山谷之を生ずれば、其の地神霊なり。
人倫之を採れば、其の人長命なり。天竺、唐土、同じく之を貴重す。我が朝日本、
曽て嗜愛す。古今奇特の仙薬なり――。

昔は製茶技術が発達していなかったので今のようにおいしく飲めるお茶はありません
でした。なので、ショウガで辛味をつけたりしてごまかしながら薬用として
飲んでいたようです。

ですが、栄西がお茶を伝えてから約800年。技術の進歩はめまぐるしく、おいしく
飲めるようになったのでごまかして飲む必要はありません。さらにお茶の成分を
まるごと粉末にしたものも多数販売されています。

ヤマチョウにも特別栽培茶を粉末にした優煎茶もあるので、おいしく、そしてお茶の
有効成分をまるごと体に取り入れたい方は、この優煎茶がオススメですよ。

お茶をまるごと粉末にした優煎茶はこちら→http://yamachou.net/products/list25.html

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2013年01月24日

はじめてお茶を飲んだ人

今日はちょっと過去にプレイバックでお茶の歴史のお話です。

お茶の歴史は非常に古くて、記録の上では約2060年前、
神話レベルの話になると約5000年前であると言われています。

ちなみに人類が初めて「お茶」というものを口にしたのはいつか
ご存じですか?

それは紀元前2737年のこと。

漢方薬の基礎を築いたと言われている神農帝(しんのうてい)が、
どんな野草や樹木の葉が人間に合うかを自分の体で試していました。

その為、1日に72もの毒にあたってしまっていたのです!!

そして毒にあたる度に、茶の葉を用いて解毒をしていたということです。
つまり人類とお茶の出会いは、日常の飲み物というより薬(解毒剤)として
だったんです。ちょっと昔のことすぎて神話のような話ですけどね。

しかし、お茶は昔から薬のような役割も担っていました。
今でもお茶は「一服二服」と薬と同じように数えるのはその名残です。

では、薬として扱われていたころ、当時の人はどのようにお茶を服して
いたのでしょうか。

お茶の原産地として考えられている中国雲南省や西双版納(シーサンバンナ)辺りに
住む山岳少数民族に、いくつかの製法が伝わっています。

1:散茶(ばらちゃ)
茶葉を鍋でゆでる→竹のムシロの上で揉む→日干しする。

2:竹筒茶
茶葉を炒って竹筒に詰める→囲炉裏でいぶす。

3:竹筒酸茶
茶葉をゆでる→暗所に数日置いて発酵させる→竹筒に入れて土に埋める→
一ヶ月後食用にする。

以上3点です。

この中でどれが一番古い製法かはよく分かっていませんが、「煮る」
「いぶす」の工程が今の「蒸す」と同じような役割なので、基本的には
変わっていないのかもしれません。

なんだかんだ言っても、先人たちの知恵のおかげで、今の製法が
生まれているんですね、きっと。

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2013年01月22日

煎茶ってなあに?

ヤマチョウのショッピングページの左の一番上を
よーく見てください。「煎茶」とあります。

この煎茶って何かご存じですか?

煎茶とは、針のような形に乾燥させた緑茶の総称です。

どうして平らな葉っぱをわざわざこんな細くしているのかと
いいますと、茎などと一緒に乾燥させた時に
平らだと葉っぱが乾燥しすぎてしまうので
葉っぱをより合わせて茎のかたちに近づけています。

また、メリットは乾燥の具合だけではなく
このように出来上がった針のような茶葉は、
味が階層構造になっていて、表面部分が特にうま味が
強く、水に溶けやすいアミノ酸成分とあいまって
1煎目が一番あまくておいしいと感じられるのです。

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2013年01月17日

お茶の成分あれこれ

お茶の中にはいろいろな成分が含まれています。今回は、その中の一部を
ご紹介しましょう。

「カテキン」は渋味の成分です。
一番よく聞くものですね。カテキン入りの石鹸やタオルなども、よく見掛けます。
カテキンにはバイキンをやっつけてくれる働きがあるので風邪の予防にもなります。
また、癌の発生を抑えてくれるとも言われています。

「テアニン」はアミノ酸のひとつで旨み成分です。
脳の働きをよくする効果や、リラックス効果が注目されています。
リラックス効果はもちろんですが、それと共に、お茶以外のいろんな食品の苦味や
えぐ味を抑えることもできるので、風味の改善などの目的でガムやキャンディー
などにも用いられています。

「カフェイン」は苦味の成分です。
コーヒーを連想しますが、お茶にもカフェインが含まれています。
カフェインには眠気をさましてくれる効果があります。お茶とコーヒーのカフェインの
量は、少し意外ですがだいたい同じくらいなんです。ほうじ茶は、いろんなお茶の
中でも、カフェインは少なめになっています。

「ビタミンC」はお肌をキレイにする効果や、風邪の予防効果があります。
ビタミンCの量を比較する時、何故か出てくるのはレモンですが、実はいちごの方が
ビタミンCが豊富だってご存知でしたか。私はさっき知りました。

お茶を入れる時、お湯の温度が高い程「カテキン」がたくさん抽出されるので
渋いお茶になります。
逆に「テアニン」は低い温度でゆっくり抽出されます。この二つのバランスが
とても難しいんです。
一般的に「カテキン」と「テアニン」のバランスを丁度良くするにはお湯の温度を
約70度くらいにすると良いと言われています。
お好みのお茶を抽出できる温度を探してみてくださいね。
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2013年01月15日

煎茶?日本茶?それとも緑茶?

ヤマチョウの一番人気の「森の雫」ですが、これはなんと言う種類のお茶か
ご存知ですか。緑茶?日本茶?ものすごく大きな分類で見れば正解ですが、
森の雫は「煎茶(せんちゃ)」と言う種類のお茶になります。ヤマチョウの
ホームページを見れば簡単に分かってしまう問題でした。

私たちが普段飲んでいるお茶は、実はそのほとんどが「煎茶」と呼ばれる
ものです。しかし、テレビなどでわざわざ「煎茶」と表現することは
ありません。

缶入り茶の先駆けでもある伊藤園さんの「おーいお茶」ですが、
発売時の名前はズバリ「煎茶」

なんとも潔いネーミングです。しかし、煎茶って何?と言う声が多くあがった為、
4年後には「おーいお茶」に改名されたそうです。

煎茶とは、摘み取ってすぐに熱で発酵を止めた不発酵茶の種類のひとつで、
ほうじ茶も玄米茶も抹茶もこの不発酵茶になります。逆に、紅茶は完全に
発酵させた発酵茶。烏龍茶は半発酵茶という種類のお茶になります。

煎茶の特徴のひとつは、針のような細長い葉の形です。これは薄くて平らな
生葉の形だと葉が乾き過ぎてしまうため、その葉をより合わせて茎の形に
近づけているのです。

また、このように出来上がった茶葉は、味が階層構造になっていて、
表面部分が特に旨みがつよく、更に水に溶けやすいアミノ酸成分と
あいまって「1煎目がいちばん甘くておいしい!」と感じられるのです。

また、私たちが当たり前のように飲んでいる煎茶ですが、実は蒸しや乾燥により
茶葉の発酵の働きをストップさせるという点で世界的にも珍しい茶で、
生産・消費ともほぼ日本に限られているんです。そう聞くと、いつも飲んでいる
お茶も、なんだかとってもありがたいもののように感じてしまいます。

寒い時期はあったか〜いお茶が一番ホッとします。ちょっとだけ煎茶の事を
思い出しながらゆったりとした時間をお過ごし下さい。

ヤマチョウの煎茶はコチラ→ http://yamachou.net/products/list1.html
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2013年01月10日

魚のにおいもお茶で解決

突然ですが、アジの開きは好きですか?

私は大好きです。

でもたった一つだけ難点があります。
もちろん骨をとるのが嫌とかそんなんじゃないですよ。

魚焼くところあるじゃないですか。あそこの掃除が凄い面倒なんです。

焼くたび焼くたび漬け置き洗いで嫌になってしまいます。

そんな時便利なのがお茶。

水のかわりにお茶を張っておくと、臭さが軽減されて
お手入れもラクチンになります。

日本人は食事のあとお茶を飲む習慣がありますが、知らず知らすの
うちに、食べたもののニオイをとり、口臭予防をしていたのかも
しれませんね。

そんなわけで今日の夕ご飯は焼き魚にしようかな。

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2013年01月07日

楽しかったお肉を撃退しよう

チャオ黒ハートヤマチョウです。

今日から通常業務がスタートって方も多いかと思います。
一年のはじまりはビシッと決めたい!と思っても
お正月休みでなまった身体が気持ちについていきません。。。

そんな楽しすぎてお肉が増えてしまった方に朗報です。

お茶は昔から「養生の仙薬、延命の妙薬」と言われるほどの飲み物です。
中でも、最近注目されてるのが「カテキン」が持つ脂肪燃焼効果

ある実験で、定期的な運動にカテキンの継続摂取を組み合わせたところ、
運動時の脂肪燃焼量が増加したり、また、通常の生活行動だけでも
脂肪燃焼量が増加したとの報告もあるくらいです


では、いったいどのくらいの量のお茶を飲めばいいのでしょうか。

ある学者によると、お茶は1日に10杯くらい飲むのが理想と言うことです。
が!よほどの努力がない限り正直しんどいので、ちょっといろいろ
調べてみました。

そこで、ある大学教授が4杯くらいでもいいよ、と言っている本を見つけたので
ヤマチョウではこちらの説を採用したいと思います。
無理するのが一番よくないので。。。

ただし、ここでひとつ問題があります。

お正月疲れで弱った胃には煎茶に含まれるタンニンやカフェインは
少し刺激が強すぎるんです。そんな時オススメなのが「深蒸し煎茶」

煎茶と同じ作り方ですが、普通の煎茶に比べて蒸し時間が長い為
胃への負担が少なめ
です。

ヤマチョウのお茶はほとんどが深蒸し茶なので、深蒸し茶を飲んで
つかれた身体をリフレッシュさせましょう。

ヤマチョウの深蒸し茶はコチラ→http://yamachou.net/products/list1.html

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posted by やまちょう at 15:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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